珠洲のこと

日本海側最大の半島、能登半島の最先端に珠洲市はあります。そんな稀有な自然環境にある珠洲のことを、キーワードでご紹介します。

人の手によって守られてきた里山から、ミネラルや有機物が流れ込む里海。定置網漁。沖に出れば暖流と寒流がぶつかり合う潮目と呼ばれる絶好の漁場。地中に眠る珪藻土。富山湾の向こうの壮大な北アルプスを望みながら、今も伝統的製法で作られる揚げ浜式塩。ゆったりとした日常が嘘のように感じる祭りの日…。

私たち能登SDGsラボが、新しい時代感の中で紡ぎ続けていきたい珠洲の特色をご紹介します。

Keywords珠洲の文化・名所・名物

  • 祭り

    祭り

    7月〜9月にかけて能登各地で行われる「キリコ祭り」。神輿を先導する大型の切子灯篭が町中を巡ります。この祭りは、珠洲の人々にとって年に一度の特別な祭礼です。

  • 塩田

    塩田

    日本で唯一、江戸時代から歴史をもつ「揚浜式製塩法」の伝統技術を受け継ぐ珠洲。海水を砂(塩田)に蒔き、その砂を炊くことで塩をつくるその製法は、天候にも左右され、とても手間のかかるものです。

  • 見附島

    見附島

    別名「軍艦島」と呼ばれている、珠洲市のシンボル。空海が佐渡から能登へ渡る時に発見したと言われている、高さ28メートルの珪藻土でできた島です。

  • 禄剛埼灯台

    禄剛埼灯台

    能登半島の最先端、禄剛崎にある灯台です。外浦と内浦の接点にあたり、同じ場所にいながら海から昇る朝日と、海に沈む夕陽を見ることができます。

  • 珪藻土

    珪藻土

    珠洲市は珪藻土の埋蔵量が日本一とも言われています。地中の珪藻土の塊を切り出し、彫刻のように成形していく、珠洲にしか残っていない特殊製法「切り出し」という製法をとっている切り出し七輪が有名です。