珠洲市のアート作品「chart project for SDGs in ISHIKAWA」

株式会社テレビ金沢と株式会社ひとしづくがパートナーシップを組み開始した「chart project for SDGs in ISHIKAWA」のプロジェクトに珠洲市も参加し現役美大生によるアート作品を制作しました。
完成した作品は、「chart project for SDGs in ISHIKAWA」のホームページ内に掲載されるとともに、テレビ金沢においてCMとしても放送されました。

珠洲市の作品は、珠洲市と連携協定を結んでいる金沢美術工業大学の学生3名が珠洲市の「環境・社会・経済」に関する3つの社会課題のグラフを元に、3つの作品を制作しました。

(2020年1月29日news zero(テレビ金沢)にて金沢美術工芸大学の学生3名と珠洲市との制作会議の様子が紹介されました。)


chart projectについて
株式会社ひとしづくが展開するchart projectは、社会課題を表すデータのグラフの線を活かし、その課題が解決されたイメージとしてアート作品に生まれ変わらせるプロジェクト。
2019年に、新たにSDGsに関するグラフデータを活用し、SDGsが達成された未来をアート作品として生まれ変わらせる「chart project for SDGs」を始動し、第1弾として株式会社テレビ金沢とパートナーシップを組み「chart project for SDGs in ISHIKAWA」を開始。
2019年5月に普及啓発活動の第1弾として石川県内において小松市の作品がTV-CMでOA。


「chart project for SDGs in ISHIKAWA」のホームページには、アート作品を制作した金沢美術工芸大学の学生のコメントや、珠洲市長のコメント、放送されたCMも掲載されています。

環境分野作品:かさなる海の森のCMはこちら

社会分野作品:くらすひとたちのCMはこちら

経済分野作品:キリコ祭りのCMはこちら

 

この3つの作品は、8月3日から31日までの間、珠洲市民図書館 多目的室・会議室にて展示されます。珠洲市民図書館展示期間終了後は、三崎町小泊の金沢大学能登学舎1階の能登SDGsラボの事務所にて展示予定です。

私は、コロナウイルス感染症のため、3人の作り手の方々に直接お会い出ることはできませんでしたが、「chart project for SDGs in ISHIKAWA」のHPを見て、このアート作品を制作した作り手の思いを知ることができました。そして、その思いを通して珠洲市の環境・社会・経済分野の今まで知らなかったことを知ることができました。
みなさんもお時間のあるときに、ぜひ、ご覧ください。 能登SDGsラボ 高


環境分野の作品「かさなる海の森」
環境分野では能登半島沿岸の藻場面積が、海洋単位で全国1位の面積(9,423.5h)を表している環境庁(1998)第5 回自然環境保全基礎調査(海辺調査)のグラフを元にアート作品が制作されました。
チャーティスト:金沢美術工芸大学 視覚デザイン専攻(作品制作当時)竹村 美紅さん

かさなる海の森 chart project® for SDGs in ISHIKAWA運営員会 HP

社会分野の作品「くらすひとたち」
社会分野では、珠洲市の2019年から約20 年後の2040年、珠洲市の人口が、各世代別にどのような人口比率になっているのかを予測した国立社会保障・人口問題研究所の将来人口推計値(2019)の人口ピラミッドグラフをもとに「くらすひとたち」が制作されました。
チャーティスト:金沢美術工芸大学 視覚デザイン専攻(作品制作当時)渡辺 菜緒さん

くらすひとたち chart project® for SDGs in ISHIKAWA運営員会HP

 

経済分野の作品「キリコ祭り」
経済分野では、珠洲市の観光地点を訪れた観光客(宿泊、日帰りとも含む)の推移がわかる、珠洲市観光客入込調査(2019年)のグラフを元に「キリコ祭り」が制作されました。
チャーティスト:金沢美術工芸大学 視覚デザイン専攻(作品制作当時)日下部亜季さん

キリコ祭り chart project® for SDGs in ISHIKAWA運営員会HP